節分

節分です
小さい頃大豆をまきながら
福は~うち
鬼は~うち
我が家はこう叫びながら豆をまいてました
今年はお婆ちゃんのお家で節分を迎えます
ここ鞆では地元の人が『くい』と呼ぶ木の枝の先っちょに
生のイワシの頭を付けて玄関先に飾っておく
ある人が言うには
そうすると鬼が玄関で臭くって入って来れなくなる
そんな言い伝えがあるそうな
しかしお婆ちゃんに聞くと 
「イワシの頭も信心からということでやる」という
昔からやっている事の理由や由来を知らない人は多い
田舎の祭りなんかもそういう事が多いが
でもなぜか そこに神々しさをちゃんと感じる事も多いのだ
なにかその地に働く力なのか 
 
ところ ところによって様々な言い伝えが在ったり
呼び名が在ったり
(例えばシタビラメのことを ここではゲンチョウと呼びます)
そんな話を聞くの 好きです
この小さな町 鞆の浦
皆 節分騒ぎ
年寄りが多いせいもあるのでしょうが こうして家の玄関にイワシを飾り
巻き寿司を楽しみに 海の町ならではの少し気性の荒い喋り方に混じった
方言が聞こえてくると
なんか いいな~
なんて思うのです 
この寒い雨の降る中 漁師の奥さんは水を扱い皆玄関先で
今日もせっせこ魚をさばき 鍛冶屋さんは重い鉄をかつぎ
そんな働く人を見る この町です
そこに祖母の姿を見 ありがとう
と心から思います

 

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